新しい時代の暮らしづくり。
エリアリノベーションとは、地域を楽しみ、身銭を切る覚悟のある共感者を集め、共に「小さく試す」ことによって、少しずつエリアに変化を起こし、地域のイメージや価値を変化させる人口減少時代の新しい都市計画の手法です。 エリアにある歴史的資源や空間的資源、その他公共空間等を含むあらゆる資源を未来に向けて丁寧に把握・再評価し、まずは実験的に素早く実行します。 実行しながら軌道修正を繰り返すことで潜在的な魅力を守り育て創造し、地域の価値を高め、日常の暮らしを豊かに変える実践的なアプローチ。それがエリアリノベーションの取り組みです。
選ばれるまちをつくる。
大阪市内中心に108あるOsaka Metroの駅。駅とまちは密接な関係にあり、交通を核にした生活まちづくり企業を目指すOsaka Metroは、当社と組んで沿線に広がる各エリアのまちづくりに取り組んでいます。
第1弾は御堂筋線の「西田辺」「長居」「あびこ」。各駅の価値を丁寧に把握し、それぞれの特徴を守り育てる手法を採用しつつ、遊休不動産を活用した新たなコンテンツの導入にも取り組みました。
第2弾は大阪港区にある「弁天町」「朝潮橋」「大阪港」。第1弾同様、各駅周辺エリアの価値向上に向けた取り組みを進めています。
各エリアの個性と魅力が高まり、それぞれに選ばれるまちとなっていくことは、大阪全体の元気を創ることにほかなりません。加えて、Osaka Metroにとって、都市交通を担う組織として、新たなビジネスモデルへの挑戦であると考えています。